「50代の心配な病気」肝臓の病気

 

 50代になるとあらゆる機能が衰えますが、特に注意したいのが肝臓です。

 

 肝臓は内臓の中でももっとも大きい臓器で、約3000億個の肝細胞によって構成されています。
 肝臓というとアルコールを分解するという働きが有名ですが、それだけではなく、たんぱく質を合成して生命維持に必要な物質を作ったり、エネルギー源を貯蔵して、必要なときに送り出すという重要な働きを持っています。

 

 つまり、肝臓の機能が低下することは生命維持活動も低下させてしまうことになるのです。


主な肝臓の病気

50代で起こりやすい肝臓の病気は、肝硬変脂肪肝ウイルス性肝炎です。

 

 脂肪肝は、アルコールの過剰摂取などで肝細胞に中性脂肪が溜まって肥満状態になった肝臓です。
 肝臓に脂肪が溜まるとあらゆる働きが低下して病気を併発するので、過度の飲酒や毎日飲み続けるのはやめましょう

 

 肝硬変は、脂肪肝が長期に渡って続くことで、肝臓細胞の中に繊維が増えて硬くなってしまった状態です。
 肝硬変も肝機能が低下して疾患を引き起こす原因となりますが、中でも怖いのが50代に発症することが多い肝臓がんです。
 50代の死亡原因の4位に入るぐらい発症率が高いので、脂肪肝にならないように気をつけて肝硬変を予防しましょう

 

 ウイルス性感染は5%程度の発症率ですが、重症化すると肝炎を引きこすことがありますし、初期症状がないので発見しにくいため、50代になったら健診の時に追加して調べるようにしてください。
 ウイルス性感染は早期発見早期治療が大切なので、毎年きちんと検査を受けましょう