「50代の心配な病気」歯周病などの歯の病気

 

 歯磨き粉のコマーシャルでは、歯周病予防ということが頻繁に使われていますが、特に虫歯などがない方はあまり気にすることもないかもしれません。
 ですが、いろいろなところが衰え始める50代は、歯周病のリスクが一気に高まるので注意してください。


歯周病とは?

 歯周病というのは、歯周組織と言って歯の土台となっている部分に炎症が起こり、組織が少しずつ破壊されていくという病気です。

 

 50代の方だと歯槽膿漏といった方が分かりやすいかもしれませんが、歯周病は歯槽膿漏なのです。
 歯周組織の炎症を引き起こすのは、歯についた歯垢(プラーク)を住処にしている細菌です。
 歯垢は歯の表面につきますが、細菌は歯肉の溝にも入り込んでしまい、そこで繁殖すると炎症が起こってしまいます。

 

 歯周組織が炎症を起こすと歯と歯茎の間に深い溝である歯周ポケットができ、さらに歯垢が溜まりやすくなり、細菌が繁殖していくという悪循環になってしまいます。

 

 最初は軽度の歯肉炎でも、これを放っておくと、歯槽骨や歯根膜にまで炎症が及んで歯周炎となり、最終的には歯を支えられなくなって抜けてしまうのです。

 

さらに詳しく→歯周病について

歯だけでなく他にも影響…

 そして、歯周病の怖いところは糖尿病にまで影響を及ぼすということです。
 歯周病菌は毒素を排出するのですが、これが血管内に入ると体内をめぐり、糖尿病を悪化させることがあると言われています。

 

 逆に糖尿病になると歯周病になりやすくなることも分かっているので、例え今まで特に問題がなかったとしても50代になったら歯周病予防を心がけましょう。