「50代の心配な病気」糖尿病

 

 食事の欧米化、外食産業の発達などにより、日本人は昔よりも油分や糖分を摂ることが多くなり、それに比例して糖尿病にかかる人も年々増え続けています。
 特に40代から50代にかけては発症リスクが急激に高くなります


糖尿病を避けるためには

 糖尿病は、簡単にいうと糖を下げる働きを持つインスリンの分泌量が低下し、細胞の中にブドウ糖が運ばれなくなり、血糖が血中内に過剰になっている状態です。
 インスリンはブドウ糖を細胞に運んでエネルギーに変換したり、エネルギー源となる脂肪を蓄えるという働きを持っています。
 このインスリンが減少すると、血糖値が上昇してエネルギー源が補給できなくなり、その結果あらゆる疾患を併発する要因にもなるのが糖尿病なのです。

 

外見で判断してはいけない

 糖尿病は初期症状がなく、重症化してやっと気がつくという怖い病気です
 血糖値が高いと動脈硬化が進行してしまうので、心筋梗塞や脳卒中、脳梗塞など命に関わる生活習慣病のリスクも高くなります。
 また血液の糖化などで血管障害が引き起こされるので、末端部分が壊死したり、緑内障や白内障などを発症してしまうこともあります。

 

 糖尿病の人が身近にいないと、甘いものを食べてはいけない、厳しい食事制限があるというだけのイメージしかないかもしれません。

 

 ですが、実際には重篤な疾患を併発するリスクがあり、他の病気にならなくても一生生活に制限が課せられる怖い病気なのです。
 糖尿病が太っている人がなる、というものでもないので、健診で糖の状態をきちんとチェックするのはもちろん、生活習慣もきちんと見直しましょう。